opportunityの細かなニュアンスを解析
日本語で言うと機会ですが、英語では機会に相当する語がopportunityをはじめいくつかあります。
他にもchanceやoccasionなどがありますが、opportunityとどんな違いがあるのでしょうか?(゜д゜)
それぞれの言葉の細かなニュアンスについて説明していきますね(o^^o)!
パッと見るための目次!
opportunityのニュアンスについて
opportunityと言うのは、本人に何か目的や願望があり、それに基づいて行動するのに丁度良い機会のことを表します。
This is a good opportunity to meet a lot of new teams.
これはたくさんのチームを知る良い機会だよ。
opportunityと言うのは偶然に生まれた機会というよりは、大きなスポーツの試合など、あらかじめ他のたくさんのチームと対戦する事が分かっているような機会のことをいいます。
色々な人と知り合える機会などにも使われますよ。
自分の目的を達成するのに必要だったり、有利だったりする機会のことをopportunityで言い表します。
努力をして得る機会のことも、opportunityで表現することがあります。
誰かと約束をするときや契約をするとき、後は何かを調べて見つけた機会などです。
就職の面接なども、opportunityを使って言い表すことが出来ます。
I was able to get an opportunity to negotiate with that store.
あのお店と交渉する機会を得ることが出来ました。
ここで使われているopportunityは、今まで調整をしてやっと交渉の機会を得られましたというニュアンスが含まれています。
chanceとopportunityの違いは?
一方、chanceと言うのは偶然の機会を表します。
運が良く巡ってきた機会で、思わず得したと感じるような瞬間にchanceを使います。
This is a good chance to meet a lot of new teams.
これはたくさんのチームと知り合う機会だよ。
先ほどと同じ例文ですが、chanceを使うと、まさかこんなにたくさんのチームがいる大会だとは思わなかったというニュアンスが含まれています。
たまたま経験を積む良い機会が、訪れたという気持ちが表現されるのです。
自分ではどうすることも出来ない天気や、自然災害などに対してもchanceを使うことがあります。
You will have a chance of snow during your stay in Fukushima.
あなたが福島にいるときに、雪が降るかも知れないよ。
雪が降るかどうかは、自分ではどうすることも出来ないので、chanceが使われています。
occasionとopportunityって同じ意味なの?
occasionは、時や場合を表す機会を意味しています。
英作文をするときに、occasionを使うなら時を表す前置詞onを忘れないようにして下さい。
opportunityに比べると、強い行為を引き起こすような機会や決定的な時を表す言葉となっています。
chanceと違って、偶然性が入り込む余地は全くない表現です。
I’m saving all my money for a special occasion.
特別な機会に備えて全部のお金を貯金しているんです。
Funerals and weddings are the only occasions I get to see my parents anymore.
親に会うのは葬式や結婚式の時くらいです。
将来に起きるかも知れない場合に備えたり、特定の時を強調したりするときにoccasionを使って行きます。
opportunityの正しい発音が知りたい
opportunityを発音するときには、何を意識したら良いでしょうか。
カタカナでオポチュニティーと言いたくなりますが、これでは相手に伝わりません。
opportunityの発音記号は、ὰpətjúːnətiとなっています。
何のことやら分からないかも知れませんが、最初の[ɑ]という発音記号は、カタカナのアとオの間の発音です。
どちらかというとオに近い発音となります。
[ɑ]に第二アクセントの印が付いていますから、少し長めに発音するくらいであまり強調はしないで下さい。
[tjuː]の発音記号はチュというのではなくて、トュの様な発音となりますよ。
[j]はカタカナのヤ行に近い音となって行きます。後はそのままニティと発音してしまって問題ありません。
opportunityの発音のポイントは、最初のオに近いアの発音と、真ん中をトュで発音することです。
機会を表す英単語はopportunityだけでは無く、chanceやoccasionなどいくつかあります。それぞれに意味があり細かくニュアンスが違っているので、正しく使うように気を付けていきましょう。
次の英会話をする時に、あえてopportunityを使うような質問を作っておくのも良いかも知れませんね。(^O^)
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントする