使い勝手の良いi’m afraidの意味
日本人は自分の意志をストレートに言い表すのが苦手ですが、i’m afraidを使うと丁寧に自分の気持ちを相手に伝えられます。
特に言いにくいことなどを伝えたいときに、i’m afraidは使い勝手の良い表現となっています。
どのようにi’m afraidを使っていったら良いのか説明します。
i’m afraidの意味と使い方
具合が悪かったりお金が返せなかったりする言いづらいことを伝えるときに、i’m afraidは便利な表現です。
申し訳ないのですが、という意味があるので、あらゆるシーンで役立つフレーズです。
例えば、頼まれていた用事をまだしていないために、もう少し待って欲しいという気持ちを言い表すとします。
I am awfully sorry but if you could wait a little longer I would appreciate it very much.
i’m afraidを使わないと、低姿勢すぎるほどの表現になってしまいます。
しかし、i’m afraidを使うことでもっとスマートに、申し訳ない気持ちを表現できます。
I’m afraid the work is not ready. Can you wait it? I’d appreciate it.
i’m afraidを使うことにより、頼まれていた仕事が出来なかったことを丁寧に伝えることが出来ています。
自分が仕事をしていなかったことを伝えると言うよりも、仕事の準備が間に合わなかったことを強調している表現です。
i’m afraidを使うことで、相手はこちらが何か約束通りのことが出来なかったのだなと判断し、ある程度覚悟して話を聞いてくれるメリットもあります。
i’m afraidについて知っておきたい情報まとめ
afraidと言うのは、怖がってという意味がありますが、i’m afraidは怖がっている気持ちを伝えるのでは無くて、好ましくない情報を丁寧に相手に伝える言葉です。
注意したいのは、I’m afraid, butという使い方はしないという点です。
日本語だと、残念なんですが、しかしと言って理由を説明したくなりますが、英語では文法的に間違いです。
i’m afraidと言った後は、そのままbutを使わずに文を続けていきます。
I’m sorryとI’m afraidは似ている表現な気がしますが、何が違うのでしょうか。
最初にI’m sorryと言うのは、1つの特定の行為について相手にストレートに謝るときに使います。
次に、i’m afraidというのは謝ると言うよりは、相手にとって悪いニュースを伝えるという側面が強い表現です。
例えば、飲み会に誘われたときに、行けないならこう言えるでしょう。
I’m afraid I won’t be able to make it today.
残念なんだけど、今日は行けないかな。
この時に、I’m sorryを使うと、もう少し深刻なニュアンスになってしまいます。
I’m sorry, I won’t be able to make it today.
ごめんなさい。今日は行けないかな。
2つを比べるとi’m afraidを使った方が、直接的すぎない印象を受けますね。
I’m afraid not.もI’m afraid so.も使い勝手の良い表現です。
残念ながらNoです、とか残念ながらYesですという気持ちを伝えるために使えます。
直接NoとかYesというと相手を傷つけてしまいそうなときには、i’m afraidを付けることで表現を和らげることが出来ます。
ワンクッション置いて相手をいたわるためにも、i’m afraidは身につけておきたい表現です。
ビジネスの現場で使いやすいi’m afraid
i’m afraidはビジネスの現場でも、使い勝手が良いですよ。
仕事が溜まってしまってイライラしているときに、上司からさらに仕事を頼まれるとします。
Boss:Will you be taking care of the data by tomorrow?
上司:明日までにこの仕事をしておいてくれるかな。
You:I won’t.
あなた:出来ません。
このような答え方をしてしまうと、上司としてはやる気の無い部下だと思ってしまいます。
文法的にはwillで質問されているため、I won’t.と答えているのは間違いではないのですが、意味合いはちょっと変わってきます。
willというのは自分の意志で何かをするしないを表現するので、I won’t.を使うと、自分の意志でしないと決めているというニュアンスになります。
I’m afraid I won’t be able to finish it by tomorrow.
残念ながら明日までに終わらせるのは無理です。
i’m afraidを使った方が、状況的に無理なことを伝えられます。
普段の生活の中でも、ビジネスの現場でもi’m afraidは役立ちます。
相手の気持ちを思いやる表現なので、ちゃんと使っていきましょう。(^O^)
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