ネイティブはwon’tをどのように使っているのか
英会話の中で使われる頻度が高いフレーズに、won’tがありますが、ネイティブはどのように使っているのでしょうか?(゜д゜)
使う頻度の高い言葉の意味をよく知っておくと、よりスムーズに英会話をしていくことが出来ます。
won’tの使い方について調べてみました(o^^o)!
ネイティブはwon’tをどんな風に使うの?
日本人からするとネイティブのwon’tの使い方はよく分からないことがあります。
例えば、下記のような例でどうしてwon’tを使うのでしょうか。
This shirt won’t meet.
このシャツは小さくてボタンが掛からないよ
どうしてシャツのボタンが掛からないときにwon’tが使われているのでしょうか。
won’tというのはwill notの略なので、どうして未来形が使われているのかと疑問に思うかも知れません。
実はwon’tには物や人が、どうしても何かが出来ないとか、何かをしようとしないという意味があります。
Willと聞くと未来形のイメージがありますが、実はそれ以外にも使われることがあるのです。
特にwon’tと言うように否定の形になると、物や人がどうしても何かをしないというように、主語となっているものの意思を表すようにして使われるのです。
won’tが使われるセンテンスには、当事者のいらだちなどの気持ちも含められることがあります。
上記の例文で言うと、どうしてもシャツのボタンを掛けようとしているのに、なかなか掛かってくれないといういらだちが伝わってきます。
This window won’t open.
この窓がどうしても開かない。
She won’t listen to me.
彼女はどうしてもわたしの話を聞こうとしない。
このようにwon’tを使うことで、当事者のいらだちを伝えることが出来るのです。
won’tとdon’tの違いがきちんと知りたい
won’tとdon’tの違いを解説していきます。
最初の項で確認したように、どうしても何かをしようとしないときにはwon’tを使います。
本当なら動作すべき方法でものが動作をしないときにもwon’tを使うことが出来ます。
または、話し手が予想しなかったような動きをするときにも、won’tを使っていきますよ。
ではdon’tとwon’tを、どのように使い分けていったら良いのでしょうか。
例文で確認してみたいと思います。
This car’s engine doesn’t start.
この車のエンジンが掛からない。
This car’sengine won’t start.
この車のエンジンが掛かってくれない。
どちらのセンテンスも車のエンジンが掛からないことを言っているのですが、最初のセンテンスではただ単にエンジンの故障を伝えるニュアンスです。
エンジンがかからないという事実が強調されています。
二つ目のwon’tでは、どうしてエンジンが掛かってくれないんだ、といういらだちも表現されています。
つまりdon’tはただ単に事実を伝えるのに対して、won’tは焦りやいらだちなどの感情を伝えるフレーズなのです。
won’tの発音をマスターする
won’tの発音に似ているのがwantですが、この2つの発音は厳密には結構違います。
実はwon’tの発音はウォウントとなり、ウの部分をきちんと発音することが必要となってきます。
一方のwantはウォントとなり、ウはほとんど発音されません。
これらの2つの発音の違いを確認するときには、ちゃんと発音記号を見たりオーディオを聞いて発音を練習したりしたいと思います。
won’tを使うときにもう一つ覚えておきたいのは、won’tは拒絶を表すこともあるという点です。
she won’t sign the divorce papers.
彼女が離婚届に署名をしようとしない!
Help me! he won’t wake up!
助けて下さい!彼が目を覚ましません!
この場合のwon’tはある行動を当事者が拒絶していることを伝えています。
ネイティブはwon’tを、いらだちや焦りを伝えるために使っています。
何かの行動を拒絶したり、本来すべき行動をしなかったりするときにもwon’tは使われますよ。
他の単語のwantと発音が似ていますので、注意して下さいね。(^O^)!
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