スキルアップのためのディクテーションの活用方法
英会話のスキルアップをするために、ディクテーションを活用することが出来ます。
ディクテーションと言っても、何をどうやったら良いのか分からないかもしれません。
効率的に英語を勉強するために、知っておいた方が良いディクテーションの情報を解説します。(^O^)
ディクテーションって何?
ディクテーションというのは、英語のナレーションなどを聞きながら、聞いたことをそのまま紙に書き出していく勉強方法です。
この勉強方法によって、リスニング力が鍛えられていきます。
ディクテーションをすることにより、話されている英文の単語や音など、細かな部分に注意を払うようになっていきます。
英語を聞き流しながら英会話のスキルがアップするような教材がありますが、ディクテーションはそれとは対極にある勉強方法です。
ディクテーションは聞き流すのではなく、耳に入ってくる英文を全て聞き取ろうとする学習方法となっています。
基本的な方法としては、英語のオーディオを一回全部聞いた後、もう一回最初から一時停止をしながら聞いて書き取りをしていきます。
もし分からないところがあれば、巻き戻して分かるまで聞くようにしていくのです。
1分ほどの教材であっても、ディクテーションをすると30分とか1時間くらい聞き取りをするのに時間が掛かります。
ディクテーションって効果があるの?
こんな大変な勉強方法で、本当に効果はあるのだろうかと心配になるかもしれません。
ディクテーションをすることによって、耳がネイティブの発音に慣れてきます。
例えば、get upはゲットアップと発音するのでは無く、ゲラッと発音するなどと言うことが聞き取れるようになってくるのです。
結果としてリスニング力だけでは無くて、スピーキング力もアップしていきます。
ネイティブスピーカーが話すクセや、発音と自分が知っている英単語が結びついてきますよ。
ディクテーションをする時には、英語の教材を買ったりする必要はありません。
すぐに誰でも始めることが出来ます。
30秒とか1分程度の英語のオーディオがあれば、すぐにディクテーションが出来ますよ。
映画の字幕や音楽の歌詞でも良いでしょう。自分に興味がある短いオーディオを使って、ディクテーションを始めてみて下さい。
ディクテーションで気を付けるべき事は、初心者向きの学習方法ではないことです。
英文法が曖昧だったり、英単語をあまり知らなかったりすると、ディクテーションの効果はあまり上がりません。
ある程度英語の勉強が進んだ人に、おすすめの学習方法となっています。
ディクテーションの上手なやり方が知りたい
ディクテーションをするときに、綴りが分からない単語が出てくるかも知れません。
単語自体は聞き取れているのですが、正確な綴りが分からないケースです。
毎回辞書を引くと非効率的なので、カタカナで書いてとりあえず先に進んで下さい。
後からカタカナの部分の単語の綴りを調べると良いですよ。
教材のレベルも高いものにするのでは無くて、自分の英会話のレベルにあったものにして下さい。
ディクテーションをする時には書き取りをしますが、パソコンなどに文字を入力するのでは無く、手書きで書き取ると良いでしょう。
実際に手で書いていった方が単語は頭の中に入ってきますし、自分の経験からしても一度覚えた言葉を忘れにくいように感じます。
必ずスクリプトのあるオーディオを使うようにして下さい。
書き取った英語が正解かどうかはスクリプトを見ないと分からないため、もともとスクリプトが無い教材を使うと答え合わせが出来ません。
スキルアップのためのディクテーションは、リスニング力とスピーキング力を鍛えるのに有効な勉強方法です。
ディクテーションを効果的に行なっていくにはいくつかのコツがありますので、これらの情報を参考にして学習していって下さいね。(^O^)
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